トレーニング中や試合中、長時間の緊張や集中力を要するアスリートや、運動をされる方からよく聞くのが、「運動中の空腹感」についてです。
運動中に空腹を感じると、集中力の欠如や運動パフォーマンスの低下につながります。

「運動前だからお腹が空きにくい食品を摂れば良い」とお考えの方も多いですが、
実は、この運動前の食事に関しても、どのようのな食品を摂れば良いかのコツがあるのです。

エネルギーを消費する運動前だからと言って、
お腹に溜まりやすいものや、高GI食品を体に取り入れると、血糖値が急上昇し、その後急激に下がるので、空腹感を強く感じやすくなります。
逆に、低GI食品は糖の吸収がゆるやかで、身体の中でゆっくりと分解されていくため、少量でも食後の満腹感が長持ちしやすいのです。

GI値を理解することで、「血糖値コントロール」が重要であることがお分かり頂けたかと思います。

ボディメイクで最も重要視すべき事は、食事です。トレーニングを無駄にしないためにも、食事回数・タイミング、GI値を考えることが肝要です。