「血糖」とか「血糖値」とか「インスリン」とかのお話が多かったですね。

今回は 食事や栄養のことから小さく脱線して「肝臓」のことを書いてみます。

肝臓は、アルコールの処理をしてくれる臓器

だから、呑みすぎると肝臓が弱ってしまう!

といったことは、多くの方がご存知ですね。

ならば・呑まない人は? 肝臓は弱らないでしょうか?

 

呑む人はもちろん!呑まない人も、肝臓のお仕事を理解して

肝心かなめの肝臓を労わってあげましょう!

 

「肝臓」 色を想像してみてください。

小腸から流れ込む静脈血で満たされているので血液の色をしています。

たっぷりの血液には、食事から摂った栄養素もたくさん含まれています。

人体の臓器の中で一番大きくて重いのも分かりますね☆

また「肝臓」は、とても我慢強い臓器で、少々の障害を受けたとしても働き続けます。

ちょっとくらい弱っても、なんの症状も出ないのです。

沈黙の臓器 「肝臓」

 

そのため、肝臓の病気の症状が出たときにはすでに手遅れ……(-_-;)

ちょっと怖がらせてしまいました。。

肝臓は、

食事で摂った栄養素を 身体で使えるように変換をしたり

いざ!!という時のために、様々な栄養素を貯蔵したり

消化酵素の胆汁(たんじゅう)を作ったり

解毒作業をしたり⇐アルコールは毒((+_+))

血糖のコントロールにも深く関与しています。

↑ ↑ ↑

長時間食事をしない夜間(寝ている間)でも生命活動を営めるのは、

肝臓に貯蔵している糖を血中に放出しているから。=血糖値は安定しています。

どうりで! 寝ている間はお腹がすかないんだ(^_-)-☆

文句も言わず 黙々と処理をする 超!はたらきもの

肝臓のプロフィールが分かったところで

自分の肝臓の状態はどうなんだろう? と知りたくなりますね。

毎年受診する健康診断(特定検診)で肝機能の数値は確認できます。

基準値の範囲であれば ひと安心♪  です

弱られては困る「肝臓」のために今日からできること!!

★アルコールの量を控える

そうですね。 もちろんそのことも重要ですが

★正しい食生活を続ける

こともとても重要です。

アルコールを摂取しなくても食生活が乱れると肝臓は弱ります

糖質や脂肪の摂り過ぎ、夜遅くの飲食 などで体脂肪が増え、やがて内臓にも

脂肪が蓄積されてくる内臓脂肪。

肝臓に蓄積した脂肪のせいで肝機能を低下させてしまうこともあります。

お腹まわりがポッコリ出てきたら、体型を気にするだけじゃなく

「肝臓」も気にかけてくださいね♪

見えない所だけに、生活習慣・食習慣に気を配り、「肝臓」のはたらきをしっかりサポートしてあげましょう!!

 

gi26チョコレートは、血糖値のコントロールのお手伝いをしてくれる                              

美味しい助っ人です!!

(管理栄養士 貴田都代子の健康コラム)

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